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若年性認知症の
介護について

社会福祉法人フロンティアでは、若年性認知症の方の生活をサポートしています。 どのようなことに気を付けているかなど主なサポートをご紹介します。

若年性認知症の介護の問題点とは

若年性認知症は、本人の苦しみが周囲に理解されないこともよくあります。 それは、若年がゆえに認知症とは思ってもらえず、ただの物忘れや勘違いなどと軽く見られてしまうことも多くあるからです。 まだ働き盛りの年齢でもあり、生活や仕事の面で支障をきたしたりして悩み苦しむ方も多くいます。 若年性認知症を多くの方に正しく理解してもらうことがとても重要です。

一人ひとりに合わせたケアを

社会福祉法人フロンティアでは、若年性認知症をしっかり理解し、1人でも多くの方の苦しみを和らげたいという思いで若年性認知症で苦しんでいる方々の受け入れを積極的におこなっています。

一人ひとりに合わせたケアを

施設への入居が決まった方へ初めに行うのがケアプラン作りです。 ケアマネジャーが利用者様とそのご家族の方にさまざまなことを丁寧に聞き取るため面談をします。 面談後、一人ひとりに合わせたプランを作成、実行に移します。

日常の生活風景
日常の生活風景
日常の生活風景

個人にあわせたケアプラン

ケアマネージャーが利用者様一人ひとりにあわせてケアプランを立案し、ケアの実施をしています。

見つめ直す

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見つめ直す

ご本人が何を大切にしているのかを知ることが大切です。 今までの人生を振り返り、見つめ直してプランを考えていきます。

ケアプランの立案

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ケアプランの立案

ケアマネジャーが中心となり、ご本人様、ご家族様、医療機関や地域の協力機関とともにご本人様の「現在」とともに「将来」の生活のよりよい状態を考えます。 そして実現にむけたケアプランを立案します。

ケアの実施

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ケアの実施

ケアプランをもとに生活のサポートをします。 本人ができることは、なるべく本人にやってもらい何ができないのかを見極めます。 あくまでサポート。自分らしく生活が続けられるよう本人の自主性を引き出します。 介護職だけではなく医療機関、各専門家等と協力していきます。

定期的なプラン見直し

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定期的なプラン見直し

定期的にご本人様の状態や生活状況の見直しを行います。 各関係機関との情報共有を徹底し、日々変化するご本人の様子に迅速に対応し、プランの見直しをします。

自分らしくいきいきと過ごす

一緒に安心できる環境作りを

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一緒に安心できる環境作りを

慣れない環境で過ごすことで、認知症に伴う行動及び心理症状「BPSD」となり悪化してしまう場合があります。 それを防止するためにも、安心できる自分の居場所をつくることが大切です。 ご本人様の意思を尊重しながら、職員が⼀緒に作り上げていきます。

達成感を得て喜びを感じる

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達成感を得て喜びを感じる

自分でできることは、なるべく手を貸さず程よい距離感で見守ります。 自分でできた時の達成感や喜びを感じていただけるようサポートすることが大切です。

自分の役割を認識する

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自分の役割を認識する

それぞれに役割を与えることで、自分の存在意義を感じてもらい自信を取り戻し意欲の向上につながるように、仕事や家事など社会的役割があることを認識していただけるよう支援します。

若年性認知症で苦しむ人の苦しみを少しでも和らげ安心して生活ができるよう一人ひとりに合わせたケアに努めます。 またそのご家族の方の苦しみも計り知れないと思います。 心に寄り添い、進行が少しでも和らぐよう一緒に歩んでいきたいと思っています。 若年性認知症で苦しむ人が安心して過ごせる環境をつくり、ご家族の方の負担を減らす、その役割を社会福祉法人フロンティアでは、取り組んでいきたいと思っています。

フロンティア
の強み